社会

5,000 万人

国連 (UN) 調べによる現代奴隷の状況下にいる人の数

38%

各国の気候変動対策に関する誓約のうち、社会的に公正な移行への配慮が盛り込まれている割合

132 年間

世界でジェンダー平等を達成するためにかかる推定時間 (出所:WFE Global Gender Gap Report 2022)

より公正な社会の推進

abrdn(アバディーン)は投資家として、社会的課題が投資に与える影響や、より公正な社会へ推進するために私たちが果たす役割を認識しています。他者の権利と生活は、ESGのS(社会)における重要な検討事項であり、abrdnでは以下の分野に注力しています。
  • 人権およびコミュニティ
  • 労働と雇用
  • ダイバーシティ、エクイティおよびインクルージョン (DEI)
abrdnは、労働者やコミュニティに対する扱いは、投資のレジリエンス(回復力)や長期的な成功と本質的につながっていると考えます。また、自らの事業活動においても労働者やコミュニティを尊重し、必要に応じて前向きな変化を促す責任があります。

社会的課題

国際人権章典と国際労働機関 (ILO) の中核的条約が、abrdnのアプローチの指針となっています。abrdnでは国連のビジネスと人権に関する指導原則 (UNGPs) を、企業としての責任や投資責任を理解するための権威ある基準としています。社会的課題に対するabrdnのアプローチには、6つの重要な分野があります。
  • リサーチ
    さまざまな資産クラスや地域に関する質の高い知見やテーマ別リサーチを提供します。リサーチには、企業や経済リサーチに加え、人権団体や労働組織 (NGO や労働組合など) 、および学術的な洞察も活用します。
  • 投資への統合
    さまざまな地域やセクターにおける社会的リスクと機会が財務に与える潜在的な影響を理解し、投資の意思決定に組み入れ、ポートフォリオへの影響を理解します。
  • クライアント・ソリューション
    社会的課題に関するお客様の期待を理解し、スチュワードシップ・アプローチに取り入れます。特定の社会的基準を持つ戦略については、資本配分の決定に際し追加の調査や検討を行ないます。
  • アクティブ・オーナーシップ
    投資先企業の社会的リスクと機会に関する管理について理解を深めます。人権団体や労働組織(NGOや労働組合など) 、学界との議論を通じて、権利保有者の視点を考慮します。影響力を活用し投資先企業の慣行に異議を唱え、エンゲージメントと議決権行使を通じて改善を促します。
  • コラボレーション
    業界団体と協働し、関連するイニシアチブに参画します。同業他社や政策立案者と共に改善やベストプラクティスを促します。
  • 情報開示
    社会的課題に関するabrdnのアプローチや姿勢の開示、およびエンゲージメント・レポートや議決権行使レポートで慣行に及ぼす影響を開示します。

ダイバーシティ、エクイティおよびインクルージョン (DEI)

顧客基盤や現地市場を十分に反映したインクルーシブ・ビジネスを目指す企業にとって、生い立ち、人種、民族、国籍、性的指向、身体能力などの多様性を考慮することは重要です。

abrdnのDEI ポジション・ステートメントは、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンに関してabrdnが企業に期待することを詳述しています。これは、abrdnのアクティブ・エンゲージメントや議決権行使アプローチの中核をなすものであり、継続的に強化しています。2022年には、米国と英国で民族多様性に関する議決権行使ポリシーを導入しました。

その他の知見

サステナビリティ・ソリューション

投資の力を活用して前向きな変化を推進

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